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2006年6月

2006.06.30

トリック 劇場版2

映画『トリック 劇場版2』を観た。
トリック 劇場版2テレビでお馴染みの『トリック』劇場版第二作目。監督の堤幸彦も、主演の仲間由紀恵と阿部寛の掛け合いもテレビ版通り。
本作では相手役のゲスト出演者である片平なぎさへのオマージュになっていた。(手袋をとるシーン、ラストの崖っぷちシーンなど)
前作も劇場で観たが、今作は随分パワーダウンした感じ。と言うよりも、テレビ版よりつまらなかった。テレビ番組で稲垣吾郎も「"トリック"なのにトリックがなかった」と辛口のコメントしていた通り、観るべきものがなかった。多分、監督も飽きてきたんだろうな。

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2006.06.27

EGO-WRAPPIN' live tour "ON THE ROCKS ! "

恵比寿リキッドルームで行われた『EGO-WRAPPIN' live tour "ON THE ROCKS ! "』に行った。
ON THE ROCKS ! 彼らのライブは、先月の渋谷QUATTORに続いて6回目かな。今年は10周年を向かえ大々的な全国ツアーの中日、1ヶ月振りの東京はここリキッドルームで行われた。この会場は1000人程度の規模で、ステージも近くライブ感があって結構好きなハコで今日のライブも楽しみにしていた。
ステージは白いカーテンで隠され、客席の天井には運動会のように国旗が吊るされている。なんとなく大学の文化祭に来たような気分。ライブには不釣合いな格好で満員の会場に紛れ込んで、ワクワクしながら暫く開場を待った。
やがて暗くなって音楽が鳴り出し、カーテンに中納良恵と森雅樹の影が浮かび上がり歌いだした。カーテンが上がると、よっちゃんを中心にいつものメンバーが勢揃い。その後、アンコールも含め2時間休みなくエネルギッシュな演奏が続いた。
前半はアルバム『ON THE ROCKS !』を中心の選曲、後半はいつもの感じでラスト前の「くちばしにチェリー」で最高潮に達した。MCは少なめだったが、歌う時とは違い言葉に迷いながらよっちゃんの「ありがと」の一言が心に届く。
彼らのライブは行く度に進化しているように思う。全く無駄がないというか、とにかく期待を裏切らないライブで満足度が違う。終わった直後から、必ずまた来たいと思ってしまう。チケットが取れれば毎日でも行きたい。音楽の完成度か、よっちゃんの歌声とパフォーマンスか、サポートを含めたバンドメンバーの音楽性か、常に観客と一体感のあるステージか、飄々とした森くんのキャラクターか判らないが、多分それら全てが2時間のライブに凝縮されているからなんだろう。
9月のSHIBUYA-AXが今から待ち遠しい。

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日々-WRAPPIN' > LIQUIDROOM ebisuも大盛況でした!

2006.06.25

フルカワミキ 「Coffee & SingingGirl!!!」

SHIBUYA-AXで行われた『フルカワミキ 「Coffee & SingingGirl!!!」』に行った。
フルカワミキ 「Coffee & SingingGirl!!!」元スーパーカーのフルカワミキの初ソロライブ。スーパーカーはラストライブしか行ってないが、ソロになってどんな感じか楽しみにしていた。
サポートメンバーは勝井祐二(Vio)、中村弘二(Gr.)、宇田隆志(Key,Gr.)、ナスノミツル(Ba.)、吉村由加(Dr.)。中でもスーパーカーのメンバーだったナカコーこと中村弘二の参加は、ファンにとっては嬉しい。しかも、アンコールラストではスーパーカーの「Strobolights」を披露して観客から大喝采だった。
ステージには巨大な風船が大中小と三つ浮かんでいて、そこ照らし出される映像や照明が効果的で面白い。歌われた曲は7月発売の1stアルバムに収録される新曲のようで、まだ誰も聞いたことがないものばかり。それらを休みなく惜しみなく次々披露してくれた。
MCは少なめに3回ほど行われたが、これからのソロ活動を気負うことなくマイペースで行う姿勢が感じられた。7月の1stソロアルバムに続く今後の活動もちょっと楽しみ。

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2006.06.24

湯川潮音 AJISAI TOUR.「空想音楽会Ⅴ」

代官山UNITで行われた『湯川潮音 AJISAI TOUR.「空想音楽会Ⅴ」』に行った。
湯川潮音 AJISAI TOUR.「空想音楽会Ⅴ」湯川潮音の生歌は誰かのライブにコーラスとして参加していたのを聴いたことはあるが、ソロとしては初めて。昨年は「リンダ リンダ リンダ」にも出演して、スクリーンでも素敵な歌声を披露していた。
ステージには開場前から木々と一緒に白い鹿の剥製(しし神様と呼んでいた)や鳥かごなどが置かれ、小鳥の鳴き声などが響きライブコンセプトの雰囲気をかもし出している。また前半には椅子席も用意されていて、いつものUNITのライブとはちょっと違う感じで期待が膨らむ。
やがて、小柄な彼女が少し高い椅子にちょこんと座ってライブが始まった。管弦楽(バイオリン、ビオラ、フルート)を加えての編成で、透明感のある歌声で歌う姿に聞き惚れてしまった。(スミマセン。メンバーはフルートの武嶋聡以外覚えてなくて)
『紫陽花の庭』の曲全部のほかに初期の曲も交えながら、アンコールも含め2時間弱の空想音楽会だった。個人的には「ツバメの唄」が特に良かった。歌詞中でも「紫陽花の庭で...」と歌われるので今回のテーマ曲かもしれない。
ライブの定番と言われる「からっ風」では、最後の歌詞を「またUNITに来るわ」と歌ったり、途中(「さよならの扉」だったかな?)「みなさんが楽しんでいただけているのかと思って」歌詞がとんでやり直したり、マイペースのステージで笑いながら楽しく聴かせてくれて大満足。
次回のライブも是非また参加したい。

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2006.06.23

Miyuki Hatakeyama 2006 TOUR「リフレクション」

渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われた『Miyuki Hatakeyama 2006 TOUR「リフレクション」』に行った。
Miyuki Hatakeyama 2006 TOUR「リフレクション」畠山美由紀のライブは先月のJ-WAVEの公開生放送以来、ソロライブとしては昨年末の「キリスト品川教会グローリア・チャペル」以来。しかしオーチャードホールはキリスト品川教会とはまた違う雰囲気で、コンサートホールで華やかな感じ。今日はそんな会場に合わせたかのような真っ赤なドレス姿で登場。とても似合っていて、いつもの笑顔が更に素敵に見える。
サポートメンバーは、斉藤哲也(ピアノ/アコーディオン)、沖山優司(ベース)、福原将宣(ギター)、高田漣(ギター他)、坂田学(ドラム)、笠原あやの(チェロ)。更にゲストとしてアン・サリーとフラメンコ・ギタリストの沖仁が参加して、ステージをより盛り上げてくれた。畠山美由紀とアン・サリーはどちらも大好きなミュージシャンなのでとても嬉しい。二人のデュエットは3年前のアン・サリーのコンサート以来だが、もっと何度も見たような気がする。「水彩画 」で聴かせてくれた沖仁のフラメンコ・ギターも、迫力があってとても聴き応えが合って良かった。
前半は少し緊張していたのか、ちょっと硬い感じだったが、中盤のゲストを迎える辺りでいつもの素敵な歌声に戻ってよかった。でも、最後は少し越えもかすれ気味だったのが少し残念。
最新アルバムの『リフレクション』は勿論、1stソロアルバム『Diving into your mind』からも多く、今の彼女の集大成といった趣のコンサートだった。
そんなステージを、今回は7列目のセンター席でじっくり楽しめた。アンコール後のスタンディング・オーべーションでは、最前で挨拶する出演者たちが間近で感動もひとしおだった。

今年末の「キリスト品川教会グローリア・チャペル」ライブは11/21,22の二日間行われるので、出来れば二日とも行きたい!(でも、きっとチケット取れないだろうな...)

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2006.06.17

ポセイドン

映画『ポセイドン』を観た。
ポセイドン往年の名作『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)のリメイク。『パーフェクト ストーム』のウォルフガング・ペーターゼン監督がまたまた海上パニックを描く。
映画を観ているというより、USJのアトラクションのような作品。何も考えず、次から次へと起こるトラブルを楽しんだ方が勝ち。
『夢駆ける馬ドリーマー』に続いてカート・ラッセルが、逞しい元NY市長の父親役を演じている。でも、どちらかと言えば『夢駆ける馬ドリーマー』の方が温かみがある役でカート・ラッセルには合っていた。

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GOAL! ゴール!

映画『GOAL! ゴール!』を観た。
GOAL! ゴール!『夢駆ける馬ドリーマー』に続いて感動作が観たくて、普段あまり馴染みがないけどワールドカップに因んでサッカー映画を観た。
プロを夢見るメキシコ青年のサンティアゴ(クノ・ベッカー)が、たまたま少年サッカーを見に来た往年のスカウトに才能を見出されニューカッスル・ユナイテッドに入団しプロとして得点を上げるまでを描く。
この作品、『スターウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』と同じような三部作として作られているところが面白い。第二部ではプロとして活躍し、第三部ではワールドカップで活躍するまでが描かれる。
判りやすいストーリーは『夢駆ける馬ドリーマー』と同じ。スポーツ映画にありがちな、努力、友情を盛り込みながら、プチ挫折を経験しながら認められていくが、出演者は殆ど知らない役者ばかりだったので先入観なく新鮮な気持ちで観れた。三部作とも観てみたい。

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2006.06.16

夢駆ける馬ドリーマー

映画『夢駆ける馬ドリーマー』を観た。
夢駆ける馬ドリーマー『陽だまりのグラウンド』の脚本家ジョン・ゲイティンズの初監督作品を、天才子役ダコタ・ファニング主演、その父親をカート・ラッセルが演じる感動作。
骨折した競走馬ソーニャドールを救い、最後はG1レースで勝利するまでを描く。ベタな物語だが結構面白かった。
ダコタ・ファニングがちょっと生意気ながらも子供らしい役を演じていて、彼女の出世作である『I am Sam アイ・アム・サム』の頃を思い出した。また、父親役のカート・ラッセル、祖父役のクリス・クリストファーソンが渋い演技で盛り上げている。
子供と動物の物語は感動作の王道だが、それをストレートに描いているので安心して観れるのが良かった。

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2006.06.15

坂本美雨 MIUSIC Vol.2 ~Harmonious~

渋谷DUO MUSIC EXCHANGEで行われた『坂本美雨 MIUSIC Vol.2 ~Harmonious~』に行った。
坂本美雨8年ぶりにフルアルバム「Harmonious」を出した、坂本美雨のワンマン・ライブ。「Harmonious」はまだ聞いてないが、その前にiTMSで「THE NEVER ENDING STORY」が話題になって久し振りに聞いたが、伸びのある声が中々良かった。
開演前にはPVというかイメージビデオが上映される中照明が落ちて、男性ダンサーが登場し5分ほど舞踏を見せる。その後、坂本美雨が登場し英語と日本語で2曲披露。高音は張りがあり伸びのある声で、中々いい感じだが中低音が荒くてイマイチな感じ。
中盤にはゲストのおおはた雄一が登場し、彼のギターソロをバックに2曲披露。この辺りから大分声も安定してきた。特に大貫妙子の「彼と彼女のソネット」のカバーが、声質も似ていてかなり良かった。
全体的にはちょっと歌い方が荒くて決して上手いとは言い難いが、楽しそうに歌っていた。でも、プロなんでもう少し観客を意識してもいいんじゃないかな。

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2006.06.11

万波麻希/野崎美波/木下ときわ

表参道「CAY」で行われた『万波麻希/野崎美波/木下ときわ』のライブに行った。
万波麻希/野崎美波/木下ときわ最近注目の女性アーティスト三人をフィーチャーしたイベント。
最近CDを出したりテレビのテーマ音楽を担当して、今後の活躍が期待される女性ミュージシャンをまとめて聴く機会だった。
当日の演奏は木下ときわ、野崎美波、万波麻希の順に登場。
参加メンバーは以下の通り。
・木下ときわ(Vo)/matsumonica(chromatic harmonica)/長澤紀仁(g)
・野崎美波(p)/橋本歩(cello)/宮田まこと(guitar)/国吉静治(flute)
・万波麻希(p,vo)/isao osada(tp with effects)/清水玲(b)/繁泉英明(dr)/南条レオ(pec)

DOIS MAPAS(ドイス・マパス)のメンバーでボサノヴァを歌う木下ときわ、映画音楽を中心にやさしい音楽を奏でる野崎美波、クラブシーンを中心に様々な分野のアーチスト達とコラボレーションを行い1stCDを出したばかりの万波麻希と、かなりテーストの違うアーティスト達の組み合わせはちょっと意外。各々CDは聞いていたが、まとめて聴くと全くタイプが違うので客層も微妙。
個人的には、オーソドックスなボサノヴァを聞かせてくれた木下ときわが一番良かった。

万波麻希 公式サイト
野崎美波 公式サイト
DOIS MAPAS/木下ときわ 公式サイト

2006.06.06

DVD/明日の記憶

DVDと言うか航空機内で『明日の記憶』を観た。
明日の記憶山本周五郎賞を受賞の荻原浩原作小説を、『トリック』の堤幸彦監督による映画化された作品。渡辺謙がエグゼクティブ・プロデューザーも務め肝いりで主演したことでも話題の作品だ。
若年性アルツハイマー病という厳しい現実は癌と同じように誰にでも訪れる可能性があるが、本人が自覚しながら進行する点は癌以上に残酷かもしれない。家族にも重い負担を強いることになる。
『トリック』の堤幸彦監督が人間ドラマをどのように描くか興味深かったが、意外にもテーマを正面からストレートに描いていた。渡辺謙が演じる今時珍しい猛烈サラリーマンが、ちょっと大袈裟に見える。やっぱりハリウッド映画の影響だろうか。一方、渡辺謙の妻を演じる樋口可南子の好演が心に残った。
また、脇役陣も好演していたが、描き方が中途半端な役どころが多いのが残念。例えば、及川光博演じる若き医師もキーパーパーソンと思いきや前半だけで後半では全然登場しない。大滝秀治も存在感たっぷりだったが、主人公との関係をもう少し深く描いても良かったんじゃないだろうか。他にも、香川照之や坂口憲二、吹石一恵などの使い方もちょっと勿体無い。(木梨憲武はちょど良かったかも)
誰かのブログで書かれていたが、ちょっとキレイに描き過ぎのように思う。本当に病人を持った家族は、もっと切実な現実問題が山のようにあり、樋口可南子のように対処できないのではないだろうか。そういった意味では、家族の一面をじっくり描いているとは言い切れないと思う。

今回初めて航空機内で映画を観た。劇場公開中や日本公開前の作品が観れるのは得した気分になるが、液晶スクリーンが観づらいし途中でアナウンスが入るのイマイチ。やっぱり映画は映画館が一番なのを再認識した。

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2006.06.04

ナイロビの蜂

映画『ナイロビの蜂』を観た。
ナイロビの蜂ジョン・ル・カレの原作を『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督が映画化。ケニア現地ロケを中心に、ナイロビの雄大な自然を背景に映し出す。
テッサを演じたレイチェル・ワイズが2006年アカデミー賞 助演女優賞を受賞したことでも話題の作品。
レイフ・ファインズが少々弱々しい感じだったが、次第に力強く権力に立ち向かっていく。郷愁を誘うようなアルベルト・イグレシアスの音楽が印象的だ。

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嫌われ松子の一生

映画『嫌われ松子の一生』を観た。
嫌われ松子の一生『下妻物語』の中島哲也監督が中谷美紀を主演に迎えた最新作。原作を読んでいないので比較できないが、かなり極端に脚色されているようだ。『下妻物語』のテンションをそのままに、川尻松子の波乱万丈な生き様をつづる。様々な有名人30人が以上ゲスト出演している事でも話題になっている。でも、テーマソングを歌っているボニー・ピンクは言われてみるまで気がつかなかった。
ベタベタなコメディかと思ったが、想像以上に重い物語で素直に笑えない場面もある。しかし、リアリティの全くないカラッとした演出に、意外と笑える作品に仕上がっている。
『下妻物語』を観たときほどのインパクトはなかったが、中島哲也監督の演出が最後まで面白かった。また、自分の中では中谷美紀はこれまであまり印象的な女優ではなかったが、本作の体当たり演技は迫力があってよかった。

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