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2005年6月

2005.06.27

とんき

予告通り、今週も目黒『とんき』に行った。19時過ぎに店に入ると丁度良く席が空いていて、待つ事なく座ることが出来た。20時前には結構列を作っていたので、19時前後は狙い目のようだ。店内では、いつもながらテキパキと働いているベテラン職人たちの仕事姿が気持ちいい。

さて、今日の目的は「ロースカツ」に続いて「ヒレカツ」を食べることだ。暫く待つとヒレカツが運ばれてきたが、見た目は特に区別できない。(店によっては切り方が違う)早速、一口食べると、先週食べたロースと比べて明らかにきめが細かく柔らかい。
ところで、僕は実は肉の種類に詳しくない。そこで、ちょっと違いを調べてみた。

ヒレは[最もきめが細かき、柔らかく、脂肪も少ない最高の部位]、ロースは[ヒレの次に良質]で、ロースの方が[厚切り肉:トンカツに向いている]。

成る程。でも、上野の『蓬莱屋』はヒレカツ専門店だが、美味しいし一番好きな店だ。『とんき』とは揚げ方からして全く違う。個人的には、ロースカツは『とんき』、ヒレカツなら『蓬莱屋』が好みだな。来週は、恵比寿の『キムカツ』に行ってみよう。
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目黒区下目黒1-1-2
03-3491-9928
営業時間 16:00~(L.O.22:45)、火休、第3月休
山手線目黒駅西口より徒歩1分

2005.06.25

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

先々行上映で映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を観た。シリーズ完結編で、アナキンがダース・ベイダーになるまでが描かれている。

正直、エピソード1、2がイマイチだったのであまり期待していなかった。しかし、エピソード3は最初から最後まで、全くと言えるほど無駄がない濃い映画だった。特に、イントロでは展開が早い早い。いつもの"巻紙"が終わると、いきなり宇宙戦で豪華なCGをたっぷり堪能でき、続いてライト・セーバー戦で前作からの展開が一気に加速する。前作までのおちゃらけシーンやお子様向けのキャラクターが殆どないのが嬉しい。ダークなストーリーを演出するため当然だろうが、エピソード4以外は遊びが過ぎたと思うのは僕だけじゃない筈。とにかく全編通して、これまでとは比べ物にならないほどドラマ性が高くなった。ただ、アナキンがダークサイドに落ちる瞬間は、納得できなかった。もう少しハッキリした演出でも良かったのでは。
CG[コンピュータ・グラフィックス]は、更に磨きをかけカット数も最大だ。しかし、画が綺麗過ぎてリアリティにかけるシーンも幾つかあり、CGを過信しすぎているように感じた。
ヨーダファンの期待も裏切らない、エピソード2以上の活躍だ。エピソード5では感じなかったが、やはりシリーズ最重要キャラクターだった。その他にも、シリーズ・ファンは、エピソード4に繋がる様々なエピソードを楽しむことが出来る。例えば、オープニングで出てくるスターファイターはX-WINGの原型を思わせるし、アナキンの衣装もダース・ベイダーの姿に繋がっている。(グリーバス将軍の咳が、ダース・ベイダーの呼吸器の原型とは気が付かなかったが)そして、ラストではパドメが双子を産みルークとレイアと名付け、アナキンがダース・ベイダーとして生まれ変わる。僕も含め、旧三部作(エピソード4,5,6)からのファンは、新三部作(エピソード1,2,3)の中で最も楽しめる作品に違いない。
ルーカス自身も言っているが、改めてエピソード1~6を順番に観ると、また違う面白さを味わえるだろう。

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大いなる休暇

映画『大いなる休暇』を観た。カナダの小さな島で工場誘致しようとするが、その条件が[島に定住する医師がいること]だったため、期間限定でやってきた医者を引きとめようと、ウソで塗り固めた大芝居が始まる...
キャッチコピーの「スローライフも楽じゃない」にうまく表現されている。登場人物の一人一人が生き生きとしていて、どのキャラクターも秀逸で、とても楽しい。映画館で、あんなに大勢の観客と一緒に、声を出して笑ったのは『笑いの大学』以来だ。観終わった後、幸せな気持ちになれる、そんな素敵な映画だった。

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前川

池波正太郎のエッセイ集『食卓の情景』に『鰻』という一編がある。この中に出てくるのが、浅草は駒形にある鰻の『前川』だ。有名店で名前は知っていたが、『色川』や『初小川』で満足していたので、最近までそれ程行きたいとは思わなかった。しかし、先の本を読んでからは無性に行きたくなって、今日も『釜めし春』に行くつもりで家を出たが、行きがけ読んでいた池波正太郎の『むかしの味』に、また『前川』が出てきたので急遽行き先を変更した。

はじめての『前川』は料亭のような作りで、いつも行く鰻屋と違う。中に入ると女将に二階へ案内された。二階の座敷は明るく、窓際からは隅田川が見るようだ。本当ならコースを堪能したいところだが、一人なので、うな重(中)と"うざく"を頼む。お酒が飲めれば一杯飲んで待つが、下戸なので"うざく"で待つことにした。ところが、この"うざく"、鰻が探さねば判らない程度しか入っていない。美味しかったけど、ちょっとがっかり。やはり、鰻が焼けてくるまでいろいろ食べると、「鰻が、まずくなるから、いけない。」のだろうか。
暫く待つと、うな重[吸物、お新香、水菓子(グレープフルーツ)付き]が運ばれてきた。蓋を取ると見た目にも美しく『尾花』を思わせる鰻[坂東太郎]が目に入る。これは美味しそうだ。早速一口食べると、ホクホク感が残る丁度良い焼き加減、浅草風で甘辛いタレ、何れも僕の好みで嬉しい。一気に食べきったが、やはり旨かった。いつも行く『色川』や『初小川』とはまた違い、店の雰囲気や出てくる料理だけでなく、鰻の味も大変上品だった。今度来た時は、"うざく"の代わりに"う巻"と一緒に食べたい。
拡大...
東京都台東区駒形2-1-29
03-3841-6314
営業時間 11:30~20:00(要予約)、第2・3・4・5月休
地下鉄浅草駅からすぐ
http://www1.odn.ne.jp/unagimaekawa/

2005.06.24

新宿中村屋ルパ

『新宿中村屋ルパ』で、はじめてコールマンカリーを食べた。最初は、「『デリー』のコルマカレーと同じようなものかな。」と思ったが、実際にはマイルドな中村屋のカリーといった感じだった。粉チーズをかけると、更にマイルドになり美味しい。
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東京都新宿区新宿3-26-13 2F
03-3352-6161
営業時間 11:00~21:30、無休
JR新宿駅から徒歩3分
http://www.nakamuraya.co.jp/honten/f2.html

アタタカイ雨 feat.田中拡邦

冨田ラボの最新MAXI『アタタカイ雨 feat.田中拡邦』が出た。冨田ラボの耳に馴染むさわやかなメロディーと、田中拡邦(MAMALAID RAG)のやさしい歌声がマッチして、本当に心地良い。

Amazonで購入

Music for Nyancos~Hello! Our Brilliant Future

坂田学のCD『Music for Nyancos~Hello! Our Brilliant Future』が出た。このCDは、女性アーティスト"ヨシヤス"さんのキャラクター"ニャンコス"のDVD「ニャンコス」のオリジナル・サウンド・トラックになっている。坂田学がPolarisを脱退してはじめて出したCDだが、浮遊感溢れるミニマル・ミュージックに仕上がっている。夜中に聞いていると、何となく気持ちが安らぐ。中々良いぞ!今度はもっとダブっぽい奴も期待したい。

ヨシヤス「ニャンコス」をAmazonで購入
『Music for Nyancos~Hello! Our Brilliant Future』をAmazonで購入
オフィシャルサイト

2005.06.23

銀座千疋屋

今日の夕食に『銀座千疋屋』の『フルーツサンド』を買ってきた。『銀座千疋屋』といえば、フルーツの老舗として有名。厳選された新鮮なフルーツを使っている、贅沢なサンドイッチだ。マスクメロン、イチゴ、リンゴ、黄桃が、さっぱりしたクリームと一緒になって、フルーツの甘酸っぱさが美味しい。2階のフルーツパーラーでも食べることが出来るのでお試しあれ。
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東京都中央区銀座5-5-1
03(3572)0101
営業時間 9:30~20:00、日祝 11:00~18:00、無休
東京メトロ(地下鉄)日比谷線/銀座線/丸の内線 銀座駅下車 ・出口-B5
http://www.ginza-sembikiya.jp/

クローサー

映画『クローサー』を観た。全く理解不能の映画だった。こういうのを相性というのだろうか。ジュリア・ロバーツは何となく計算高そうで好きじゃない。クライヴ・オーウェンは、切れ過ぎでうるさい、いやな役だけど一番ハッピーな奴だ。ナタリー・ポートマンは頑張っているけど、やっぱり無理があった。ジュード・ロウ は『アルフィー』に期待。

オフィシャルサイト

スパイスピエロ 銀座店

今度は『骨付きチキンのスープカレー』(黒カレー、2辛)を食べた。骨付きチキンは、スプーンで簡単にほぐせるほど柔らかくなっていて、カレーとも良く馴染んでいた。黒カレーはコクがあり、普通のカレーとして食べても美味しい。途中でライスが足りなくなりそうだった。でも、2辛は予想以上に辛かった。
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東京都中央区銀座2-6-1 中央共同ビル B1
03-5159-0907
営業時間 11:30~24:00(L.O.23:30)、11:30~23:00(L.O.22:30)、無休
地下鉄銀座駅 徒歩1分、地下鉄銀座一丁目駅 徒歩1分 
http://www.tascosystem.co.jp/pierrot/

2005.06.22

とんき

早速、池波正太郎の『食卓の情景』で紹介されていた、目黒の『とんき』に行ってきた。本を読む前から、店名だけは知っていたが、実際に行ったのははじめてだ。広い店内では、かなり年配の職人のおじさん達が元気良く働いていている。何となく、見ているだけで気持ち良い。『食卓の情景』では、「半袖の白いブラウスに黒のスラックスをというユニホームを身につけ、髪を白い三角巾でおおった乙女たちが、いそがしく立ちはたらきながら、客の接待をしていた。」とあるが、今日は乙女は一人だけだった。
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店に入ると、席に着く前に注文がとられる。「ロース、ヒレ、串かつ」と聞かれ、即座に「ロースカツ(定食)」と答える。暫く待って、トンカツとキャベツ、ご飯、味噌汁、香の物が出される。早速、カツに箸の伸ばすと、衣が薄くカリカリに揚がって予想外に硬い。肉も筋肉質で妙に弾力がある。最初は「ちょっと違う?」と思ったが、食べてみると「これは、ありだ!」、大変美味しい。その上1650円と、大変コストパフォーマンスの高いトンカツだ。今度は、ヒレカツ定食を食べに来よう。
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目黒区下目黒1-1-2
03-3491-9928
営業時間 16:00~(L.O.22:45)、火休、第3月休
山手線目黒駅西口より徒歩1分

2005.06.20

煉瓦亭

銀座の老舗洋食屋『煉瓦亭』で、コンソメスープ(左)とポークカツレツ(右)を食べた。ちょうど今、池波正太郎の『食卓の情景』を読んでいるが、この中ので『煉瓦亭』のポークカツレツを紹介している。中でも特製大カツレツ(写真は普通のポークカツレツ)は『煉瓦亭』の看板メニューで、皿から溢れるほどの大きさがある。学生時代にはじめて『煉瓦亭』に来た時に食べたが、確かに大きかった。池波正太郎は「私も若いころは、これを三枚は食べたものだ。」と書いているから、よほどの大食漢だったのだろう。最近、よく一緒に注文するのが、写真のコンソメスープだ。金色に輝くように透き通ったスープで、とても美味しい。これだけのために『煉瓦亭』に行ってもいい程だ。
『食卓の情景』で『煉瓦亭』と共に紹介された、目黒の『とんき』にも行きたい。
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東京都中央区銀座3-5-16 煉瓦亭ビルB1~3F
03-3561-3882
営業時間 11:15~14:15、16:40~20:30(土祝~20:00)、日休
地下鉄銀座駅から徒歩3分

2005.06.19

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男

ショーン・ペン主演の映画『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』を観た。役が役だけに個性的な演技で気合が入ってたが、ちょっと空回り気味。ラストに至る理由が良く分からなかったし、次第に狂気に駆られていったと云うより、最初からちょっと問題ある人にしか見えなかった。脚本が悪かったのかなぁ。それと、ショーン・ペンに負けない個性的な役者が出てないのも理由かも。ナオミ・ワッツは頑張っていたけどね。

オフィシャルサイト

大黒家天麩羅

浅草の『大黒家天麩羅』で、『天丼』と『お吸い物』を食べた。濃い口のタレはこの店の特徴だけど、ご飯が固すぎでパサパサしていたのはいただけない。お品書きでは、天丼は「エビ×1、きす×1、かき揚げ×1」だがエビが2尾あったのはおまけかな?
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東京都台東区浅草1-38-10
03-3844-1111
営業時間 11:00~20:30(土曜、祝日は~21:00)、無休
地下鉄浅草駅から徒歩5分
http://www.tempura.co.jp/

PORSCHE DESIGN

万年筆のインクを買いに『伊東屋』に行ったら、1Fで『PORCHE DESIGN』のバッグや財布などを販売していた。毎日使っているカバンがくたびれて、買い換えようと思っていたので丁度良い。今のと同じポリエステル製も良かったが、シンプルなコーデュラーナイロン製の手頃なカバンを買った。目立った特長はないがスッキリした機能的なデザインだ。しかもノートPCの収納に対応している。(毎日PCを持ち歩く分じゃないけどね)『Form Follows Funcrion : 機能が形態を決める』のコンセプトに嘘偽りなし。機能性を重視し、無駄を排除して美しいラインを生み出している。
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http://www.porsche-design.com/

ダロワイヨ 銀座店

『ダロワイヨ 銀座店』で、某令嬢さんが流行らせているマカロンを買った。定番の6種類、シトロン(レモン)、ヴァニーユ(アーモンド&バニラ)、カフェ、ショコラ、ピスターシュ(ピスタチオ)、フランポワーズ(木いちご)に加え、季節のマカロン(6・7月)としてマンゴーの7種類を1個ずつ買ってきた。
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東京都中央区銀座2-6-16 銀二ビル1F
03-3567-1930
営業時間 10:00 ~ 22:00、日祝 10:00 ~ 21:00、無休
東京メトロ銀座一丁目駅から徒歩30秒 明治屋の並び
http://www.dalloyau.co.jp/

2005.06.18

バットマン ビギンズ

映画『バットマン ビギンズ』を観た。今作は『メメント』のクリストファー・ノーランが監督と脚本を勤めた。予告編などを観て大変期待していたが、期待以上の出来で満足。ヒーロー物はイメージが先行しているので、ダークヒーローを描くのは難しい。しかも、地味になりがちでハリウッド映画としては敬遠されるのでは。でも、『スパイダーマン』の成功で、バットマンの映画化も見直されたに違いない。
そのバットマンをクリストファー・ノーラン監督がどのように描くか興味深かったが、前半の人間ドラマの部分をじっくり描くことで独自の世界観を作ることに成功している。映像的にも『インソムニア』を思わせるカメラワークで、主人公ブルース・ウェインが修行に訪れるブータンが美しく映されている。全体的に流行のCGに頼らないことで、リアリティのある映画になった。後半のバットマンになってからも、ドラマ性が損なわれていない。
バットマンの映像表現もイメージ通りだった。アクションシーンではフラッシュバックのような細かいカット割りと微妙なライティングで、バットマンの姿をハッキリと見せない事でダークな部分を印象付けている。ちょっと違うが、リドリー・スコット監督の名作『ブレードランナー』を思わせるカッコいい映画になっていた。
主演のクリスチャン・ベイルは、余計なイメージがなくて役と一体になって良かった。ヒロインにはトム・クルーズと婚約したばかりのケイティ・ホームズ。何故か、アメコミ映画のヒロインって、あまり綺麗な女優がいないと思っているのはきっと僕だけじゃないはず。
脇役陣は豪華だ。執事のアルフレッド役に『サイダーハウス・ルール』のマイケル・ケイン 、バットマンの武器などを作った科学者フォックス役に『ミリオンダラー・ベイビー』のモーガン・フリーマン 、そしてなんと味方になる警察官ゴードン役に『レオン』のゲイリー・オールドマン(善良な警察官役なんて珍しい)が演じている。更に、『ブレードランナー』のレプリカント役だったルトガー・ハウアーまで出演している。我らが日本の渡辺謙も忘れてはならない。主人公ブルース・ウェインが修行する"影の軍団"の首領ラーズ・アル・グール役で前半の重要なキャラクターだが、正直なところイマイチ存在感がない。残念ながら、リーアム・ニーソン演じる部下のヘンリー・デュカードの引き立て役だった。
当然のように次回作を予感させるラストシーンだったが、どうなることだろうか...(次はジョーカー登場か!)

オフィシャルサイト

ナイルレストラン

定番の『ムルギーランチ』にしたので、食後は久し振りに『チャイ』も飲んだ。インドのチャイは、煮出したミルク・ティーのことだが、国によってはミルクなしのチャイもあるらしい。でもミルクなしのチャイなんて想像が出来ない。チャイを飲む時は、砂糖もたっぷり(スプーン2杯ほど)入れる。ちょっと甘いぐらいがちょうど良い。アジャンタでチャイを頼むと、砂糖を入れてから、目の前で受け皿(厚みがあってコップ状になっている)とカップに交互に注いでくれる。僕らの間では「気を入れているんだ」と言っていたが、店の人に聞くと「砂糖を混ぜている」らしい。(ちょっと面白くない)
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中央区銀座4-10-7
03-3541-8246
営業時間 11:30~21:30、日祝11:30~20:30、火休
東京メトロ日比谷線東銀座駅A2出口より徒歩1分

2005.06.16

色川

平日にもかかわらず、急に『色川』の鰻が食べたくなったので浅草へ。午後7時半過ぎだったので閉まっているかと思ったら、客がいなくて親父さんも置くに引っ込んでいた。女将さんに注文すると、親父さんが奥から出てきて鰻を焼くと「お待ちっ」と出してまた引っ込む。でも、帰る時には奥から出てきて、「毎度っ」。浅草っ子らしい、キップの良い挨拶が嬉しい。
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台東区雷門2-6-11
03-3844-1187
営業時間 11:00~13:30 17:00~売切、日祭休

スパイスピエロ 銀座店

2005/4/4にオープンした『スパイスピエロ 銀座店』で、『色々野菜のスープカレー(赤)』を食べた。この店では、コクの黒、さらりの赤、優しい味わいの白、と三種類のスープが選択できる。今日は、トマトベースの赤にしたが、適度な辛さにトマトも甘みがまろやかで美味しかった。はじめての"スーブカレー"だったが、サラッとしたルーはそんなに意外ではなかった。よく食べているデリーカレーもさらっとしていて、カレーを直接スープのように食べることも多いからだ。しかし、大きな具が浅めのスープに顔を出して、おかず感覚で食べるのは中々良く、もう少しご飯が欲しくなった。店内はカウンター中心で広くはないが、場所柄小奇麗な作りで銀座OL達で賑わっていた。
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東京都中央区銀座2-6-1 中央共同ビル B1
03-5159-0907
営業時間 11:30~24:00(L.O.23:30)、11:30~23:00(L.O.22:30)、無休
地下鉄銀座駅 徒歩1分、地下鉄銀座一丁目駅 徒歩1分 
http://www.tascosystem.co.jp/pierrot/

散歩のとき何か食べたくなって

池波正太郎の『散歩のとき何か食べたくなって』を読んだ。池波正太郎と言えば『鬼平犯科帳』の作者で知られているが、食通としても有名だ。先日、本屋で何気なく手にとって、前から興味があった事もあり読んでみた。
若い頃から各地へ旅した作者が、行く先々で親しんだ街、そこで行った店、食べた物を、食いしん坊の一人として自由に著しているが、これが面白い。中でも、自分自身が最近行くことが多い「浅草」や「銀座」など、知っている街の話が出てくると、情景が浮かんでくる。今でも現存する店、自分でも行った店、そして既になくなった店があり、何れの話も大変興味深い。特に、現存するが行った事がない店には、「是非、行ってみたい」と思う。他にも、同様のエッセイがあるので続けて読んでみたい。

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2005.06.13

竹葉亭 銀座店

今日は『竹葉亭 銀座店』で、たい茶漬けを食べた。朝から体調が優れなかったので、ちょっとカレーは控えることにした。
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東京都中央区銀座5-8-3
03-3571-0677
営業時間 11:30~14:30、16:30~20:00、無休(年末年始のみ)
地下鉄銀座線銀座駅A5 徒歩1分、JR有楽町駅 徒歩6分 
http://r.gnavi.co.jp/g201101/

2005.06.12

フォーガットン

映画『フォーガットン』を観た。スリラーと思って観ていたら、SF(Xファイル?)だった。こりゃ詐欺だ!人がビューンと飛んでくとこは、思わず笑いそうになったぞ。

オフィシャルサイト

キングダム・オブ・ヘブン

リドリー・スコット監督最新作『キングダム・オブ・ヘブン』を観た。スペクタクルは映画の醍醐味だけど、それだけじゃ飽きてしまう。結局最後まで何が描きたかったか分からなかった。主演はオーランド・ブルームで、戦闘シーンが『ロード・オブ・ザ・リング』とかぶっていたのはお愛嬌。でも、オーランド・ブルームのファンは大満足の作品でしょう。エルサレムの問題は奥が深く、正直、宗教戦争は日本人には理解できない、ってのが本音かな。

オフィシャルサイト

アリゾナキッチン

永井荷風が開店以来10年間通ったことで知られる浅草の『アリゾナキッチン』に行った。1949年(昭和24年)開店の老舗洋食店で、一旦閉店されたが1997年に再オープンしたらしい。店内はカフェ風で、食事だけでなくコーヒーでも飲みながら無駄に時間をつぶすにも良い感じ。日曜昼時にもかかわらず、他に一組しか客がいなかったけど大丈夫なの?今度は他に予定がないとき、文庫本片手にのんびりしに行きたい。
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今日は、永井荷風も好んで食べた『ビーフシチュー』を食べた。一週間かけて作られたデミグラスソースがたっぷりかかった、本格的な洋食だ。コクがあって美味かった。
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台東区浅草1-34-2
03-3843-4932
営業時間 11:30~14:30、17:00~22:00(L.O.21:15)、月休
東武伊勢崎線浅草駅より徒歩2分

2005.06.11

ミリオンダラー・ベイビー

クリント・イーストウッド監督の映画『ミリオンダラー・ベイビー』を観た。クリント・イーストウッド 、ヒラリー・スワンク 、モーガン・フリーマンらの演技がすばらしく良かった。特に前半は、ドキュメンタリーを観ているに淡々と物語が進み、ヒラリー・スワンクとクリント・イーストウッドが本当のボクサーとトレーナーに見えてきた。後半は賛否両論あるように、僕もあまり好きなストーリーではない。だが『ミスティック・リバー』でもそうだったように、クリント・イーストウッド監督から「これが人生ってものだ」と言われているような気がした。それは主人公のマギーだけでなく、登場人物すべてに言える。"結果が悪かったからダメな人生"と言うのではなく、"自分で納得いく人生を送れたか"が大切だと言いたいのだろう。最近、個人的にいろいろ悩みが多く、この点に強く共感した。

ミリオンダラー・ベイビー - Wikipedia

グルガオン

銀座一丁目のグルガオンで『粒入りマトンカレー』を食べた。大粒の黒胡椒が入った辛口カレーで、アジャンタのマトンカレーに近い味で美味しかった。場所柄、インド料理というよりイタリアン風のおしゃれな内装で、インド料理に馴染みのない人でも入りやすい店だ。今日は16時過ぎで空いていたが、食事時は女性客を中心に結構込むらしい。量が少なめで値段もちょっと高い(アジャンタより安いが)のは仕方ないとして、もう少し接客を良くすれば更に良かった。
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中央区銀座1-6-13 ギンザ106ビルB1
03-3563-0623
営業時間 11:30~15:00、17:00~23:00、土日祝12:00~22:00、無休
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅6番出口より徒歩2分

2005.06.10

ネイチャータンドール

ランチセットAのチキンカレー&ナンを食べた。チキンカレーは結構マイルドでちょっと物足りない。ナンはランチにしては大きくて食べごたえがあった。全体的にはコストパフォーマンスが良い店だと思う。
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千葉市中央区弁天1-11-7
043-206-5771
営業時間 AM11:30~PM3:00,PM5:00~PM10:00、無休
JR千葉駅北口 徒歩5分

2005.06.07

サイキルパ

今日は、地元の『サイキルパ』でホットチキンカレーセットを食べた。写真だとかなり辛そうだけど、実際にはそうでもなかった。さらっとしたのはいいとして、ちょっとコクが足りないのは、残念。
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東京都葛飾区金町6-1-13 102
03-3609-9048
営業時間 11:00~22:00、水曜休
JR金町駅(南口)から水戸街道に出て左折してすぐ島村会館隣り

2005.06.06

デリー 銀座店

6月の今月のカレー『パーラックキーマカレー』を食べた。キーマはひき肉(これはラム)、パーラックはホウレン草のこと。スパイシーで美味しかった。定番メニューでもいい感じ。
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中央区銀座6-3-11 西銀座ビル3F
03-3571-7895
営業時間 11:30~(L.O.21:30)、土日祝11:50~(L.O.21:30)、無休(年末年始休)
東京メトロ銀座線銀座駅C2出口より徒歩3分
http://www.delhi.co.jp/

2005.06.05

アトランティス

DVDで映画『アトランティス』を観た。『レオン』、『 ジャンヌ・ダルク』のリュック・ベッソン監督による1991年の作品だ。海の生き物たちを音楽にのせて淡々と描いている。海中から見る海の青さが本当に美しい。マダライルカ、イソマグロ、アオウミガメ、アオマダラウミヘビ、トラフザメ、オニイトマキエイ、マナティなどが、優雅に、踊るように泳ぐ姿はまるで宇宙空間にいるようだ。寝る前にリラックスして観るのにぴったり。ほとんどセリフはないが、何故か日本語字幕を松任谷由実が担当している。

Amazonで購入

2005.06.04

カレーライフ

竹内真の小説『カレーライフ』を読んだ。このブログで分かるように僕はカレーが好きだ。この本も出版された頃から気になっていたが、文庫で出たので早速読んだ。物語は、主人公の少年が父親から昔祖父が洋食屋として使っていた店を託され、祖父のカレーを再現してカレー屋を開業しようとする青春小説だ。
主人公達は、思い思いの信念でアメリカやインドまで行くが、その過程で、カレーの歴史やレシピが盛り込まれているのが興味深い。小説としては、ちょっと説明口調が多く文章がくどいのが難点だけど、それなりに面白く読めた。

Amazonで購入

2005.06.03

玉笑

恵比寿で映画を見た帰りに、『竹やぶ 恵比寿店』に行ったら同じ蕎麦屋の『玉笑(たまわらい)』になっていた。2003年に『竹やぶ 恵比寿店』が六本木ヒルズに移転した後、同店で修行していた方が引き継いで開いた店だそうだ。このため、お目当ての"にしんそば"があるか不安だったけど、メニューも大体引き継いでいたので"せいろ"と一緒に食べた。確かに以前食べたのを思い出させる味で思ったより良かった。蕎麦とは別に出てくるニシンが甘辛くて美味しい。思わずご飯が欲しくなる。
店主は結構若い方のようだったが、『竹やぶ 恵比寿店』から引き継いだカフェ・バーのようなおしゃれな外内装の割りに、雰囲気が良くない。通りに面しているので車の音がうるさいし(BGMが有ったほうが良かった)、他にお客さんがいなかったせいか(金曜日の19時頃にしては少な過ぎ)、活気がない。店のポリシーだと思うが、店員が皆奥に引っ込んでいるのはも如何なものか。あと、本家『竹やぶ』と同じ値段も、ちょっとね。それなりに美味しいが、コストパフォーマンスはイマイチ。
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東京都渋谷区恵比寿4-23-8 甲賀ビル1F
03-3443-5138
営業時間 11:30~14:30,18:30~21:30 土日祝 11:30~L.O.19:30、月曜休
JR「恵比寿駅」(東口)より徒歩5分

さよなら、さよならハリウッド

ウディ・アレンの最新作、映画『さよなら、さよならハリウッド』を観た。気軽に、笑いながら観れて、最後はほんのり幸せな気分になれる映画だ。でも、ハリウッド映画に対するアンチテーゼとフランス映画に対する皮肉も忘れていない、ウディ・アレン監督らしいシニカルな作品にもなっているのが嬉しい。

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ライフ・アクアティック

映画『ライフ・アクアティック』を観た。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のウェス・アンダーソン監督最新作だ。前作同様シュールな作品で、やっぱり良く分からない。面白いと言えば面白いし、意味が分からないと言えばそうともいえる。決して嫌いではないんだけどね。主演のビル・マーレイが、相変わらずいい味を出している。また、演技派のケイト・ブランシェットはいつもと違う女性らしい役柄だった。他にも個性派の役者が多数出演している、ユニークな作品だ。ジャガーザメがもっとリアルだと良かった。

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恵比寿ガーデンプレイス

今日は恵比寿ガーデンプレイスで映画三昧。平日の日中で空いているのが嬉しい。緑が多くゆとりある空間で結構好きな場所だけど、天気がいまいち。残念。
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2005.06.02

もうやんカレー 利瓶具

ソーセージカレー(2辛、八分盛り)
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新宿区西新宿6-25-14 第2仲川ビル1F
03-5323-5539
営業時間 11:30~15:00、18:00~23:30、日休
東京メトロ丸の内線西新宿駅7番出口より徒歩7分
http://home.att.ne.jp/sea/moyancurry/

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