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2006.02.17

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

映画『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』を観た。
プルーフ・オブ・マイ・ライフ『恋に落ちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督とグウィネス・パルトロウが再び組んだ作品(と言っても観た後で知った)
偉大なる数学者の父を持つ同じ数学者を目指す娘が、精神を病んでいった父を看病し一人で最期を看取ることに。最愛の父をなくしたことで、彼女も精神を病んでしまった上、自分が書いた数学の証明が、父の書いたものと疑われてしまう。
数学を扱った作品なので、『ビューティフル・マインド』や『博士の愛した数学』と比較されることが多い作品だが、当然全く違っていた。数学を通して理解を深める親子と、偉大な親をを乗り越えて生きる娘を描いていたように思う。しかし、全体的にはテーマが絞りきられていないようで、散漫な印象の作品だった。原作が戯曲だそうだが、確かに舞台のほうが面白く描けたかもしれない。

公式サイト

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コメント

こんにちは。

>全体的にはテーマが絞りきられていないようで

同感です。
スタッフもキャスティングも豪華だったので、ちょっと残念です。

toeさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
スタッフは後で知ったのですが、
ちょっと残念なことに...(^_^;)
かなり物足りなかったですね。

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» プルーフ・オブ・マイ・ライフ [toe@cinematiclife]
ジョン・マッデン監督の『恋におちたシェークスピア』が大好きで。 その監督の新作に出演するのが、『恋に落ちた~』に続いてのグウィネスの他、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホールと豪華な顔ぶれで、それだけでも見る価値ありなんだよね。 まぁ、それなりに面白い話ではあったんだけど、結局、この映画を見る価値は、その俳優たちの共演にしかなく(^^;) なんとなく“一口食いたりない感”が残ったんだなぁ。... [続きを読む]

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