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2008年9月

2008.09.28

Double Famous presents Brilliant Colors -15th Anniversary Special-

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恵比寿ガーデンホールで行われた『Double Famous presents Brilliant Colors -15th Anniversary Special-』に参加した。

タイトル通り、結成15周年を迎える彼らの記念すべきライブだ。僕がDouble Famousを知ってから6,7年になるだろうか。当時、LITTLE CREATURES繋がりで行った新宿リキッドルームのライブは、初めて畠山さんの歌を聴いた時でもあった。今年はその歌姫も復活して総勢10名のフルメンバーでのライブ、ワンマンとしてはちょうど1年ぶりになる。

オープニングは最近のライブではお馴染み、ドキュメンタリー風のビデオではじまった。特にストーリーはなく、ライブ風景やプライベート映像を交えて、様々な場所へ赴き音楽を奏でながら帰ってきたことを伝えてくれる。「そして、二人(栗林慧と青柳拓次)が出会い15年・・・」、そんな内容だ。

ライブは二部構成で、第一部はオリジナルメンバーで主にアルバム『DOUBLE FAMOUS』からの演奏、第二部はゲストを迎えて賑々しく行われた。

オープニング映像が終わると、赤い照明で浮かび上がったシルエットが幕に映し出される。その幕が上がると、ステージにいる9人のメンバーによる演奏が始まった。最初は、アルバム『DOUBLE FAMOUS』にも収録された「ツァラトゥストラはかく語りき」。映画『2001年宇宙の旅』メインテーマにもなったリヒャルト・シュトラウスの名曲が、このようにフィーチャーされるなんて。その後、青柳拓次の「インドではこんなロックが演奏されています。」の説明で「ふたりのインドロック」そして「DF」と続いた後、4曲目「Hot House of Omagarashid」で畠山さんが登場してメンバーが勢揃いした。

第二部は、オリジナルメンバーで「Sina Makosa」を披露した後、畠山さんの紹介で最初のゲストでLeyonaが登場してボーカルをバトンタッチ。Leyonaは15周年のお祝いの言葉を述べた後、最初に「Two Ladies in de Shade of de Banana Tree」を歌った。Double Famousとの最初の出会いは、栗原務と青柳拓次に電車でナンパされたことだったエピソードも披露。その後、定番の「Fire, Fire」で会場も盛り上がった。Double Famous+Leyonaと言えば、2003年に湯島聖堂で行われた10thライブ(あのライブは最高だった)を思い出す。確か湯島聖堂でもこの2曲が歌われてたっけ。

二番手のゲストは、二階堂和美が登場。Leyonaを上回るテンションで周りはちょっと絡みずらそうだったけど、楽しくステージを盛り上げてくれた。最初の曲は畠山さん定番の日本語版「夜来香」。それを、彼女独特の高音で張りのある声で歌い上げて、畠山さんやアン・サリーさんとは違った生き生きした印象を受けた。その次が細野さんのトリビュート盤で歌っていた「幸せハッピー」(作詞:忌野清志郎 作曲:細野晴臣)。個人的にも好きな曲だが、これは歌より踊りに圧倒されたな。全身を使ったあの踊り方、てっきり沖縄出身かと思って後で調べたら広島県出身だった。

そしてゲストのトリは、中納良恵(from EGO-WRAPPIN')で「Brazil」と「Sympathy for the Devil」。「Brazil」はライブ盤に入っている新宿リキッドルームのゲスト参加でも歌ってたっけ。そう言えば、彼女の歌もEGO-WRAPPIN'より前にDouble Famousのゲストとして聴いたので、とても感慨深いな。

最後は期待通り!、畠山美由紀/Leyona/二階堂和美/中納良恵の歌姫4人が勢ぞろいで「オーパパ 」、「Jump Up」を歌い上げた。この2曲はライブで必須でしょ。ステージ上を4人が端から端までを飛び回りながら歌って、会場も一緒になって盛り上がった。

アンコールでは、オリジナルメンバー10人が再び登場して「Africa」、「Bukom Mashie」、「Drum Samba」のを披露。演奏後はカーテンコールで観客に応えてくれた。

ここで、栗林慧と青柳拓次を残して他のメンバーが退場。結成当時の二人だけの演奏は僕もはじめて。栗林慧(ウクレレ)+青柳拓次(アコーデオン)で「Dodo Titit Maman」が演奏された。演奏の途中、退場するふりをして客席を沸かせながら、最後は静かに幕を閉じた。

全体としてはテンション高目で、でも最後まで本当に楽しくて大満足!

■セットリスト(オフィシャルサイトより引用)
-Opening Movie-
『2008年地球の旅』directed by Yusuke Kaida

[第一部]
01. ツァラトゥストラはかく語りき (『2001年宇宙の旅』メインテーマ)
02. ふたりのインドロック
03. DF
04. Hot House of Omagarashid
05. Me & Bobby McGee
06. 愛しのハニームーン
07. Rusty Ship
08. BIKINI
09. Mandrill
10. 火曜日のワルツ
11. Desapareca, Va, Desapareca

[第二部]
01. Sina Makosa (vo:畠山美由紀)
02. Two Ladies in de Shade of de Banana Tree (vo:Leyona)
03. Fire, Fire (vo:Leyona)
04. 夜来香 (vo:二階堂和美)
05. 幸せハッピー (vo:二階堂和美)
06. Brazil (vo:中納良恵)
07. Sympathy for the Devil (vo:中納良恵)
08. オーパパ (vo:畠山美由紀/Leyona/二階堂和美/中納良恵)
09. Jump Up (vo:畠山美由紀/Leyona/二階堂和美/中納良恵)

[アンコール]
01. Africa
02. Bukom Mashie
03. Drum Samba
04. Dodo Titit Maman (栗林慧+青柳拓次)

■オフィシャルサイト
http://www.doublefamous.com/

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ナマステ・インディア2008

代々木公園イベント広場で開催された『ナマステ・インディア2008』に行ってきた。
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このイベントは日印文化交流として毎年秋に行われる日本最大のインド・フェスティバルで、今年は9月27日(土)、28日(日)で開催された。名前は聞いたことがあったが、行くのははじめて。興味があったので恵比寿に行く前にちょっと寄ってみた。
会場は代々木体育館裏手のイベント広場で、ここではよく同様のイベントが開催されている。行ったのは二日目の15時半ごろと少し遅い時間だったが、東京中のインド人が集まったかと思うほど大勢の人で、大盛況のようだ。もちろん日本人も多く、特に若者がたくさん来ていた。やっぱりインドブームがきているのだろうか?
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僕のお目当ては勿論インド料理。会場内でも一番盛り上がっていたコーナーだ。東京にある10数店ほどのインド料理店がテントで出店している。料理はカレーだけでなくタンドーリチキン、シシカバブ、サモサ、ラッシー、チャイなど様々なインド料理が出されている。またどれもハーフサイズなので手軽に安く、しかもいろいろ食べられるのが嬉しい。

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最初にリトルインディア(四谷)でキーママタールとナンのAセット(500円)を食べた。キーママタールはマトンの挽肉とグリーンピースのカレーで、一口サイズながら程よい辛さで美味しい。ナンも普通より一回り小さいサイズで、そのままがぶりと噛り付いた。テーブル席が全然空いてないので立ったまま食べたが、かしこまる必要のないインド料理ならではかも。
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この店には、カレーブロガーのはぴいさん『ポータブルタンドール・プロジェクト』として作ったタンドールを展示している。高さ80cmほどの小ささながら、家庭でナンやタンドーリ料理を楽しめるようになるらしい。自宅タンドーリ料理を夢見るインド料理ファンにとっては羨ましい限りだ。僕は自分で料理をしないけど、このサイズならオブジェとして一つ置いてもいいかな、って思える。これからも頑張って欲しい。

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その次に、カルカッタ(西葛西)のチキンビリヤニ(550円)を食べた。写真とは違い薄いケチャップのような色なのがイマイチ。でも、パラパラのご飯に少しピリ辛でまあまあ。温かければもっと良かったのに残念。

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それからマハラジャ(新宿)でタンドーリチキン(300円)とサモサ(2個300円)を食べた。ちょうど椅子が空いたので座って食べたが、プラスチックのフォークはスグ曲がるので、結局手掴みでかぶりついた。タンドーリチキンは意外と大きくてなかなかの味。サモサも具沢山で美味しかった。

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締めは、カルカッタ系列店のシャンティ(西葛西)でマサラチャイ(200円)を飲んだ。時折小雨が降って肌寒かったので、マサラチャイの温かさが心地よかった。

一時間ほどしかいなくて食べてばかりだったが、なかなか楽しく(美味しく)過ごす事ができた。機会があれば、来年もまた来たい。

■ナマステ・インディア2008 公式HP
http://www.indofestival.com/

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2008.09.26

色川

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色川の鰻を食べるため、浅草まで自転車を飛ばしてやってきた。家からは30分ほどだが、河川を三つ越えるのが、ちょっと億劫。

約5ヶ月ぶりかな。中々都合が合わなくて伸び伸びになってしまった。土用の丑の日前後は当然外すとして、お盆過ぎからは行きたくて仕方なかったから、ようやく。でも、これからの方が美味しいからいいか。

ここの鰻はいつ来ても安くて旨い!

店の親父曰く「同じ鰻を他所では6千円で出してる」だって。それはちょっとオーバーだけど、並で1600円、筏でも2900円とお手ごろ価格。天然ものではないが、親父さんが自ら仕入れる自信の鰻をちゃんと備長炭で焼いているから、ふっくらと美味しい。更に、甘辛いけどくどくない、絶妙のたれが固めのご飯にぴったり。

並、上、特上、筏と4種類あるが、僕がいつも食べるのは"上"で1900円。一通り食べたけど、結局、鰻とご飯とバランスが良くて、両方を楽しめるのが理由で"上"に落ち着いた。
これに、肝焼き(右端に少し写ってる)を1本加えれば完璧。

満足っす。

東京都台東区雷門2-6-11
03-3844-1187
営業時間 11:30~13:30 17:00~20:30、日祝休


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2008.09.24

Cafe de MoMo

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元GHEE(神宮前)、元ファンシード(原宿)で有名な赤出川さんがシェフの店。
僕は、GHEEは知らなくてファンシードの時に一度だけ食べに行ったことがある。
その際は、お目当てのビーフカレーが売切れバターチキンカレーにしたら、少しだけ残っていたビーフカレーをサービスしてくれて食べた一口が、とても美味しかった。
その一口が忘れられず、暫くしてファンシードを再訪したが、既に閉店してしまい、あのビーフカレーは僕にとって幻になっていた。

その赤出川さんが、新しいお店を出したと聞き駆けつけ、念願のビーフカレーをついに食べることができた。

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はじめて一皿(サイズS)を食べたら、思った以上に辛くてビックリ!
以前は一口だったのでそれほど気にならなかったが、これは今まで食べた中で一番辛いかも。
アジャンタのマトンカレーやデリーのカシミールカレーを、はじめて食べたときの衝撃に通じる。
でも、ガッツリ入った香辛料とトロトロになった玉葱が渾然と一体になり、何とも言えない旨みを醸し出していて、とても美味しい!

辛いけど、美味い。
とても美味いけど、とっても辛い!
でも、美味しくてまた食べたくなる。

そんなカレーだった。(また来よう)

東京都新宿区市谷加賀町 2-2-9 カサ・ロッサ101
03-3269-8893
営業時間 11:30~17:00、18:00~21:30、日祝休


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2008.09.15

bice “release tour final ワンマンライブ”

下北沢 440で行われた、bice “release tour final ワンマンライブ”に参加した。
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bice(ビーチェ)、6年ぶりのオリジナル3rdアルバム『かなえられない恋のために』のレコ発ライブ。ワンマンライブを行うのも6年ぶりらしい。僕は6年前の2ndアルバムしか持ってないが、渋谷系のウィスパー・ボイスって言うのかな、何となく気になるアーティストだった。

この数年はサウンドトラックやCM、一十三十一、ユンナ、相川七瀬など他のアーティストへの楽曲提供を行い、ソロ活動は行っていなかったらしい。今年デビュー10周年を向かえ、小西康陽率いるコロムビア*レディメイドへ移籍して出したのがこのアルバム。

今日のサポートは(名前は覚えてないけど)ギター、ベース、ドラムそしてカルテット(バイオリン×2、ビオラ、チェロ)のストリングとなかなか豪華。本人は、アコースティックギターとキーボードを交互に使いながらの演奏で、後半はダンスも披露し大ハッスルのステージだった。最新アルバムを中心に、昔の曲などを織り交ぜアンコールも含め2時間弱。久々のワンマンで客席のリアクションがイマイチだったかもしれないけど、マイペースのライブ進行で楽しませてくれた。

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2008.09.14

ひまわりラヂオ/organs cafe/Tahnya “essence.59”

恵比寿の天窓.switchで行われた、ひまわりラヂオ/organs cafe/Tahnya “essence.59”に参加した。
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女性ボーカル+男性で構成されるユニットばかり三組を集めたイベントで、Tahnya、ひまわりラヂオははじめて、organs cafeは4回目くらいかな。

最初に登場したTahnyaは、ナオ(Vo.)とヒラタ(Gt.)からなるユニットで、mikeさんのブログで何度か読んで一度聴きたいと思っていた。感情を込めて、全身で歌うナオが印象的。全く予習なしで聴いたけど、ラストの『握りしめた温もりにありがとう』とか結構良かった。

二番手のorgans cafeは、加藤沙香菜(Vo.)と林良(Kb.)のユニットで、ライブは5月のmona records以来。今日はバンド編成で、いつもの浜崎賢太(WB.)と有永浩二(Gt.)がサポート。CDは数年前から聞いていたが、ライブは1年ほど前のここ天窓.switchが初めてだったと思う。今日の沙香菜さんはノースリーブのピンクのワンピースに紫のタイツで、いつもとかなり印象が違った。三組の中では一番の先輩格で、organs cafeがお目当てのファンも多かったようだ。『Love...~Friend~』などお馴染みの曲で盛り上がっていた。そろそろワンマンもやってほしい。

トリのひまわりラヂオは、さやか(Vo.)ととしお(Perc.)のユニットで、今日は石原茂樹(Kb.)がサポート。2006年7月にでボストンで結成(当時は3人)され、2007年7月から拠点を日本に移して活動しているらしい。歌詞が日本の情景を描いていたからだろうか、としおが主に太鼓(和太鼓ではないが)を使っていたからだろうか、ボストンで結成されたとは思えないほど、日本的なぬくもりを感じる音楽だった。新曲も2曲披露しながら、楽しい音楽を聴かせてくれた。

今日のバンドは、どれも個性的(特に女性ボーカリストが)でかなり楽しめた。今度は各々をワンマンでじっくり聴いてみたい。

■Tahnya
http://tahnya.net/
■organs cafe
http://www.organscafe.org/
■ひまわりラヂオ
http://www.himawariradio.com/

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2008.09.08

Rie fu “弾き語りえふぅ毎月やるライブ”

南青山MANDALAで行われた、Rie fu “弾き語りえふぅ毎月やるライブ”に参加した。
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東京では8月に続いて2回目。
小さな会場で客席も近いので、Rie fuが度々コミュニケーションをとろうとしてたけど、お客さんのリアクションがイマイチ悪かったような気がした。でも、気にせずどんどん進める辺りはRie fuらしい。もう少し時間があれば、お客さんも和んでもっと応えてくれたかも。新曲の話が出ると思わず手拍子したら、それに応えるように演奏してくれたのは嬉しかった。
11月のリキッドルームのワンマンでは盛り上がりそう。

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2008.09.05

Bophana "活動休止前、最終ライブ!"

表参道のプラッサ・オンゼで行われた、Bophana "活動休止前、最終ライブ!"に参加した。
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Bophanaは3年ほど前から聴いている、山田里香(Vo.)、小池龍平(Gt.&Vo)、織原良次(Bs.)の3人からなるブラジル音楽を中心としたバンド。結成から5年を迎え、3枚のアルバムを出してきたが、そのBophanaが残念ながら活動休止することになった。山田里香さんからも「デビュー当時から活動してきた青山プラッサ・オンゼにて、活動休止前の区切りとなるライブを行います。是非いらして下さい!」とコメントがある通りBophanaを育ててきた、ここ、プラッサ・オンゼで最後のライブが行われた。

いつも通り二部構成で、一部は三人のセッションを中心に、昔の曲から最近のオリジナルまでが演奏された。途中、予想通り(?)飛び入りゲストのモダーン今夜のリャンペイ(Perc.)が登場、タンバリンで会場を沸かせてくれた。その後、コーコーヤの黒川紗恵子(クラリネット)も迎えての演奏もあった。

第二部はゲストを迎えたライブになった。最初からHands of CreationのBIC(Perc.)が参加して、途中から再び黒川紗恵子も参加して、最後はリャンペイも一緒でステージは大盛り上がり。お客さんも総立ちで、手拍子を鳴らしながら、メンバーと一緒になってBophanaの音楽を最後まで楽しんだ。

アンコール前には、Bophanaの成長をずっと見守ってきたプラッサ・オンゼ店主のクラウジアさんから、Bophanaの三人とTONEのマネージャへ、一人一人に花束が手渡された。そして、クラウジアさんから、「きっとまたここへ帰ってくれることを信じてます。」との言葉に、三人が小さく頷いていたのがとても印象的だ。僕も、また三人に再開できる時を信じて待ちたい。

無期限の活動休止ということだが、今後の各自の活動の詳細は分からない。多分、個人活動が中心になるのだろう。小池龍平は"Hands of Creation"が中心になりそうだし、織原良次はジャズなどのサポートになりそうだ。ただ、ボーカルの山田里香さんはソロ活動になると思うが、明言されなかったのが少し気になる。

これからも各自の活動を応援していきたいでの、早くまたみんなの歌声や演奏を僕らに届けて欲しい。

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2008.09.02

羊毛とおはな "羊毛とおはなとゆかいな仲間たち LIVE IN LIVING '08"

パルコ劇場で行われた、"羊毛とおはなとゆかいな仲間たち LIVE IN LIVING '08"に参加した。
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千葉はなさんの歌声に惹かれて羊毛とおはなを聴くようになってから、早くも7回目のライブ参加になる。
今日は、7月22日発売のニューアルバム『LIVE IN LIVING '08』のレコ発ワンマン。会場のパルコ劇場は、客席全体が傾斜になり前の人の頭が被らないようになっているのに加え、席は4列目の中央と理想的な位置だ。(しかも、なぜか両脇の人が来なかった)おかげで、存分に楽しむことができた。

今回のライブは二部構成で行われ、第一部は二人だけのアコースティック形式(1曲だけ、パーカッションのサポートがあり)、第二部はサポートメンバーを入れてのバンド形式で行われた。

第一部のステージには小さなテーブルを中央に両脇に二つの椅子。テーブルの上には花を生けた花瓶が飾られ、いつものように向かって左手に羊毛こと市川和則(Gt.)、右手におはなこと千葉はな(Vo.)が腰掛けていた。羊毛さんはいつもと同じ様なシャツにパンツ姿だが、はなさんはちょっとドレスアップして登場。ワンマンへの気合が見える。
1曲目は、本門寺でも披露されたNOKKOの『人魚』をカバー。はなさんの歌声が曲のイメージにマッチした、僕も大好きな曲だ。フェアー・グラウンド・アトラクションの名曲『Perfect』も歌われたが、これまた大好きな曲なので嬉しかったな。
他にも、『雨にぬれても』『Englishman In New York 』などカバー曲と、『明日は、』『波音』『白いキャンバス』などオリジナル曲が歌われた。曲配分は、アルバムと同じようにオリジナルとカバーが半々で、ステージセットと合わせて"LIVE IN LIVING"の雰囲気を生演奏で存分に味わえた。

第二部はバンド編成で、ステージの奥を仕切っていた幕が上がると、奥にバンドメンバーのセットがスタンバイされていた。客席の明かりが落ちて暗い中、バンドメンバーと羊毛さんが登場すると、シルエットからみんな被り物をしているのが分かり会場からは笑いが。演奏が始まり、ステージに明かりがともされると、全員、動物の耳をつけて演奏している。
サポートメンバーは、塚本タカシ(Pf./熊さん)、須長和広(Wb./犬さん)、神谷洵平(Dr./猿さん)。そして、羊毛こと市川和則(Gt./羊さん)。そして、千葉はなさん(Vo./女の子)が子供服を思わせるワンピース姿で登場。
『手をつないで』、『揺れる』と2曲歌った後、挨拶とMC。はなちゃんが「みんなノリが良くてよかった。」と話すと、ちょっと苦笑いしてたような。
そして、"森で迷子になった女の子の後ろで、森の音楽隊(動物たち)が演奏している"をイメージした『ララルララルララ』。勿論、メンバーを動物に例えた格好はこの曲をイメージしたものだ。迷子になった女の子役がはなちゃんで、森の動物の役をバンドメンバーが扮する、そんなお茶目な楽しいライブになった。
数曲歌ったところで、はなちゃんが「みんな、とってもいいよ。」と言ったら、被り物を一斉に外していたのがちょっと笑えた。
その他、『手のひら』『ナチュラル』『輪』など第二部はオリジナルが中心だった。いつもはデュオが魅力的だけど、今日のバンド編成はかなり良かったな。
最後は、羊毛とおはなのテーマソング『風に吹かれて』で決めてくれた。

アンコールは『おまもりのうた』(やっぱりこれがなきゃ)と『カントリーロード』。『カントリーロード』は、映画『耳をすませば』と同じ日本語バージョン。アカペラで歌ったイントロが、はなさんの声質にマッチしていて結構ハマった。どれもいい曲、いい歌、いい演奏で大満足の一日だった。

彼らのCDやライブを聞いていると、カバー曲とオリジナルが区別つかないほど、自然に溶け込んでいるのが大きな魅力。今日はバンド編成も含めて、日々進化している感じがした。そう言った意味でも、今回はこれまでの彼らのライブの中では一番良かった。

早くまたワンマンをやって欲しいね。


※セットリストはmixiのてるさんの日記を参考にさせていただきました。

LIVE IN LIVING’08LIVE IN LIVING’08
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